残暑厳しいざんしょ。
まだまだ昼間は暑い日が続いてますが、体調崩されませぬように……早く涼しくならないかな―。
エクスプレッションを置換しよう
以前「言語によるエクスプレッションのエラー問題」を解決するためにProject内のすべてのエクスプレッションを一括で置換するExtendScript(jsx)を制作いたしました。
ありがたいことにそれなりに購入いただけているようで、感謝感激雨霰でございます。
こちらはAfterEffectsの言語設定によるエクスプレッションエラーを一括で解決するのが大きな目的で
Project内のすべてのコンポジッションそしてエクスプレッションを一度に置換するものであったのですが、今回はエラーには関係なく、単純に自分が選んだコンポジッション内のエクスプレッションを置換できるものを用意いたしました。
本題:エクスプレッションの置換用jsx(スクリプト)
自分が選んだ(複数選択も可能)コンポジッション内のエクスプレッションを置換できてしまうので、いろいろなことに使えそう!ってか使えます。置換めっちゃ楽です!
基本的な動作は先のRun_AE_ExpressionRepleice.jsxとほぼほぼ同じです。
違いを上げるなら
- 対象コンポジッションを選択することができる(複数も可能なので全てを対象にも可能です)
- 一回で置換できる数が少なくなりました(現状4つ)
- 汎用性のため初期文言は入力されていません(好きに置換が可能です)
あれ?劣化してる? いやいや汎用性を持たせるために不要な部分を多少削りました。
その代わり任意のコンポジッションを対象に使用することが出来るってのが今回の大きな売り(これが相当大事)
使い方
まずは基本的なスクリプトの使い方。
というか起動方法は色々あるんですが、とりあえず一番簡単なやつでAfterEffectから呼び出してみましょう。
AfterEffectのツールバーの「ファイル」→「スクリプト」→「スクリプトファイルを実行…」を開いて
任意のjsx”Run_AE_ExpressionRepleiceSeparate“を起動します。
起動すると以下の様なウインドウが開きます。
下部の「OK」ボタンを押下すると置換が開始します。
項目「■Selected composites」
スクリプト起動前に選択していた対象のコンポジッションを確認できます。
ここにあるコンポジッションが置換対象になります。
ちなみにスクリプト起動前にコンポジションを選択していない場合は、すべてのコンポジションが対象になります。
項目「■Influence」
置換の対象範囲を選択できます。
- エクスプレッション全て
- コンポジションの名称のみに影響する「Comp名称」
- レイヤーの名称のみに影響する「Layer名称」
- エフェクトの名称のみに影響する「Effect名称」 ※デフォルト設定
を組み合わせて選択することが出来ます。
項目「■Phrase Substitution」
置換対象の文言を設定します。
左側の文言が右側の文言に置き換わります。
最大4点まで同時に置換できますが、数を絞ることも可能です。
左側のチェックボックスにチェックがあるものが置換対象になります。
上部にすべてを選択する(チェックボックスにチェックをつける)ボタンと、
全てを解除するボタンもありますのでよかったら使ってください。
使いかた -動画-
「エクスプレッションのエラーを一気に解決」と同じ動画の後半部分で使いかた説明しています(基本使いかた同じなので)
ダウンロード
BOOTHにてお求めやすい価格にて販売いしております。よろしくお願いいたします。
おわりに
今回は、汎用的ということで使いやすくエクスプレッションを置換できる点に重きを置きました。
コンポジションを複製したときや、任意のコンポジションのエラーなどを修正・置換したい時などすごく便利なスクリプトとなります。
よかったらつかってくださいね。
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