定型文 Photoshopを使用するうえで、覚えておきたいTipsや設定、時短や作業効率を格段に上げる為のテクニック(小技)あたりをちょろっと紹介します(自分用のメモの意味を込めて)
ゲームを作るときどのように使用(設定)しているかなど(あくまで私個人的な使用法(設定))を紹介します、ゲーム以外の業界の方も、趣味でPhotoshopを使用している方も十分役に立つと思います。是非活用してより快適なデザイン制作を楽しんでくださいね。
今回は第4弾として、前回と同じくちょっと得する(?)小ネタ操作をご紹介します。
Photoshop Tips -Vol.4-
今回もフォトショップのちょっとした小ネタ的操作や特殊な使い方で効果を発揮するものを集めてみました。使わない人はたぶん使わないけど使うとちょっと得するテクニックです。
Macの場合ですとWindowsのCtrlキーをMacではcommandキーに、WindowsのAltキーをMacではoptionキーに該当するものと思われます。
ファイル間での同じ座標にコピー
違うファイル(“ドキュメント”とも言う)にレイヤー(複数可)をコピーする場合にまったく同じ座標に配置するには、“移動ツール”でShiftを押しながら移動先のファイルにドラッグすると同じ座標にコピーすることができます。
ただし、これには条件がありましてお互いのファイルのカンバスのサイズがまったく一緒でないといけません。
ショートカットVで呼び出せるツールです。
レイヤーを抜き出す
レイヤー(複数可)を単純に現在のファイルから新規のファイル(“ドキュメント”とも言う)として抜き出したい場合は、抜き出したいレイヤーを選択した状態で、「右クリック」->「レイヤーを複製」を選び出てきたウインドウで「保存先」の項目の「ドキュメント」を“新規”に変更してOKボタンを押すと、新規でファイルが作られ先ほど選択していたレイヤーが複製されます。
ゲームの場合 この動作は地味に使い道がある動作なので“アクション”化しておくことをオススメします。単純にレイヤー自体の中身を確認したりすることに使用するとかでも使えます(確認終われば作られた削除すればよいので)
アクション?
一連の作業を保存して、同じ作業を再利用できる機能です。頻繁におこなう作業を保存しておけば作業効率が格段にあがります。
複数のレイヤーグループを開く/閉じる
レイヤーグループ(“レイヤーセット”とも言う)のフォルダのアイコンの左側にある“>”(開いていると下を向きます)をCtrlを押しながらクリックすることでちょっと特殊ですが同列のレイヤーグループの開閉を切り替えることが出来ます。
レイヤーグループには階層があり、子や孫のレイヤーグループを作ることが出来ますます。
同列は親の階層であれば、親の階層すべてのレイヤーグループに影響を与えますが、子や孫には影響を与えません。
また親より下の階層の場合は特殊で、同じ親の子であれば子のレイヤーグループすべてに影響を与えますが、違う親の子のレイヤーグループには影響はありません。
ゲームの場合 ひとつのpsdファイルにレイヤーが多量に存在することが多いので、レイヤーグループの開閉操作をまとめて出来ると便利です。もちろんファイル内のレイヤー(レイヤーセット)の整理もちゃんとしておきましょう。
すべてのレイヤー効果項目を開く/閉じる
レイヤー効果も同じくまとめて開閉が出来ます。効果のアイコンの右の“∧”(閉じていると下を向きます)をAltを押しながらクリックすることで開閉を切り替えることが出来ます。これは階層は関係なくすべてに影響があるみたいです。
画面内から色を拾ってくる
“スポイトツール”の意外な使い方です。“スポイトツール”はカンバス内で普段は使用しカーソルの座標の色を取得するツールですが、この“スポイトツール”を使用中に一度カンバス内の任意の場所をクリックしたままドラッグすることでカンバス以外の色も取得することが出来るようになります。これはフォトショップ内の表示物はもちろん、他のウインドウやアプリケーションなどの画面に表示されているものであれば色を取得できるようです。
ショートカットIで呼び出せるツールです。ブラシなどのツールを使用中にAltキーを押し続けている間も一時的に“スポイトツール”を使用することが出来ます。
おわりに
今回は5つのちょっと得する(?)小ネタ操作を紹介しました。上手く使うことでフォトショップが更に便利に使いやすくなると思います。是非使用していただければありがたいです。
それではまた次回~。
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