定型文 Photoshopを使用するうえで、覚えておきたいTipsや設定、時短や作業効率を格段に上げる為のテクニック(小技)あたりをちょろっと紹介します(自分用のメモの意味を込めて)
ゲームを作るときどのように使用(設定)しているかなど(あくまで私個人的な使用法(設定))を紹介します、ゲーム以外の業界の方も、趣味でPhotoshopを使用している方も十分役に立つと思います。是非活用してより快適なデザイン制作を楽しんでくださいね。
今回は第2弾として、時短テクニックとしての基本的なショートカットをご紹介します。
Photoshop Tips -Vol.2-
フォトショップで時短といえば、まずはショートカットを覚えることで作業の時短は成し遂げることは可能です。正直すべて覚える必要はありません、自分が日ごろよく使うものや一般的なものから覚えておくとそれだけで効果は出てきます。
Macの場合ですとWindowsのCtrlキーをMacではcommandキーに、WindowsのAltキーをMacではoptionキーに該当するものと思われます。
一般的なショートカット
Adobeの公式サイトにて基本的なショートカットの早見票が用意されています。是非活用しましょう。
必ず覚えておきたいショートカット
カンバスの移動
space+ドラッグ
押している間にドラッグすることで「手のひらツール」と同じ用に画像の表示領域を上下左右に動かすことが出来ます。
基本は拡大表示しているときに使用します。ウインドウサイズ内にカンバスが収まっている場合はもちろん動かすことは出来ませんが、スクリーンモード切替により“フルスクリーン”にした場合は動かすことは可能です。
ズームイン/ズームアウト
Ctrl++/-
カンバスの表示を+でズームイン(拡大)-でズームアウト(縮小)します。さらにAltキーも同時に押すとウインドウサイズの変更もしながらズームイン/ズームアウトをします。
別のショートカットとして上記のspaceキーを押しながら、Ctrlキーを押しドラッグすることでズームイン(拡大)、Altキーを押しドラッグすることでズームアウト(縮小)することができます。こちらは細かい数値でズームイン/ズームアウトできます。
作業のやり直し
Ctrl+Z
作業のヒストリーを1つ前に戻します。続けてもう一度押すと元の状態(※最新の状態)に戻ります
Altキーも同時に押すことで1つ前より更に前に戻れるようになります、ヒストリーが残っている分だけ押すことで戻ることが出来ます。また戻った状態で(Altキーは離して)Shiftキーを同時に押すことで戻ったところから進むことが出来ます。
Altキーを同時押しで1つ前より更に前に戻っている場合にCtrl+Zだけを押すといっきに最新の状態まで進むことができます。もう一度押すと、押す前の1つ前より更に前に戻っていた状態までいっきに戻ります。見比べたりする時などに使用すると便利です。
保存
Ctrl+S
選択中のファイル(ドキュメント)が上書き保存されます。保存前の新規で作った名前がないファイルの場合は保存ウィンドウが開きます。
重要とりあえず言えるとこはこまめに保存をしましょう
別名で保存
Ctrl+Shift+S
Shiftキーを同時に押すことで別名保存することもできます。
Web用に保存
Ctrl+Alt+Shift+S
さらにAltキーも追加で同時に押すとWeb用に保存できます。
閉じる
Ctrl+W
選択中のファイル(ドキュメント)を閉じます。保存前の場合は保存するか確認のウインドウが出てきます。
すべてを閉じる
Ctrl+Alt+W
Altキーを追加で同時に押すと、フォトショップで開いているファイル(ドキュメント)全てを閉じます。もちろん保存前の場合は保存するか確認のウインドウが出てきます。
レイヤーをグループ化
Ctrl+G
選択したレイヤーをグループ(レイヤーセット)化します。レイヤー同士が離れていてもグループ化は出来ます。
グループ化することで、まとめて効果をかけることや不透明度の変更なども出来るほか、整理もできるのでグループ化できるものはグループにしておきましょう。
レイヤーのグループ解除
Ctrl+Shift+G
グループ化したレイヤーセットのグループを解除します。
クリッピングマスクを作成
Ctrl+Alt+G
直下のレイヤー(レイヤーセット)をマスクとして、選択しているレイヤーにクリッピングマスクを適用します。
自由変形
Ctrl+T
選択しているレイヤーの図形や画像などの大きさや傾きなどを変更できる、“自由変形モード”とし変形させることができます。
コピー/ペースト
Ctrl+C/V
コピペってヤツです。選択している状態やモノによってコピペできるものもかわるので、いろいろ試してみましょう。
覚えておくとちょっと幸せなショートカット
スクリーンモードに変更
F
押すたびに「通常スクリーンモード」「メニューつきフルスクリーンモード」「メニューなしフルスクリーンモード」に切り替わります。
レイヤーの統合
Ctrl+E
選択しているレイヤーを下のレイヤーと統合します。複数選択している場合は選択しているレイヤーを統合します。
表示レイヤーの統合
Ctrl+Shift+E
表示しているレイヤーを統合し1つのレイヤーにします。
表示レイヤーを新規レイヤーに統合
Ctrl+Alt+Shift+E
表示しているレイヤーを維持した状態で、表示しているレイヤーを統合し1つレイヤーを新規で作成します。
レイヤー不透明度を変更
数字キー
選択しているレイヤー(レイヤーセット)の不透明度の数値を押した数字の値に変更します。
1つの数字だと押した数字x10の値のパーセント “0”は100% 2つ連続で数字を押すと2桁目と1桁目の値のパーセントになります。 “00”は0%
描画色で塗りつぶし
Alt+Delete
描画色で塗りつぶします。
AltをCtrlに変更すると背景色で塗りつぶします。
全ての選択
Ctrl+A
カンバス全体を選択します。
選択範囲の解除
Ctrl+D
選択範囲の再選択
Ctrl+Shift+D
選択範囲の反転
Ctrl+Shift+I
カンバスサイズ
Ctrl+Alt+C
カンバスサイズのウインドウを開きます。
画像解像度
Ctrl+Alt+I
描画色・背景色切り替え
X
描画色と背景色を入れ替えます。
階調の反転
Ctrl+I
レベル補正
色相・彩度
Ctrl+U
トーンカーブ
Ctrl+M
ペンツール
P
ペンツールに切り替えます。
ブラシツール
B
ブラシツールに切り替えます。
移動ツール
V
移動ツールに切り替わります。
同じく移動ツール使用中にCtrlキーを押しながらカンバスをクリックすると、クリックした座標に描画されている表示中のレイヤー名を全て表示します。
終わりに
ショートカットの中でも覚えやすく基礎的なものの中から自分が良く使うものを羅列してみました。数で見ると結構あるように思えますが、使っているうちに意外と指が覚えていたりします。まずは使っていきましょう。
指が覚えているというのも、咄嗟にショートカットを聞かれても、「どれだっけ?」っとたぶん悩みます(笑)
それではまた次回~。
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