Photoshop皆さんは使ってますか?
ずーっと仕事をしてきて、ずーっとお世話になって長く使っているアプリケーションはもしかしたら、Photoshopさんが一番長い付き合いなのかもしれない(mailerやbrowserは除く)
Photoshopとの出会い
多分、Photoshopをはじめて使ったのはPhotoshop 5.0だったと記憶しています。
5.0はなんと1998年がリリースだそうで今から26年も前という事になる。うひゃぁぁ~ッ!
当時は自分のなかでもゲーム業界デザイナーはとりあえずPhotoshopを使うっしょ!的な感じで。書籍なんかでもPhotoshopの使い方、イラストの描き方なんていっぱい出版されていた記憶があります。CGイラストを描くにもとりあえずこれ!(Painterとも悩んだけども)という理由で使い続けて今に至る感じ。まぁ選択は間違っていなかったわけです。(今でもCGイラストをPhotoshopで描く系の関連書籍いろいろ出ているようです)
ゲーム会社でも当たり前?
名前からも解るように主に写真編集に優れるソフトウェアのはずが、2次元コンピュータグラフィックスやCGイラストといった分野、加工や編集も優れていた為にスタンダードなソフトウェアとなり。ゲーム業界のどこの会社でも当たり前のように使用しています。
結構面白いのが当たり前にどこでも使っているものだからこそ、デザイナーごとに使い方やウインドウなどのレイアウト、レイヤー構造なんかも人によって結構違いがあったりするわけです。
一般的な使い方には
- 使い方としてペイントソフトとして、ブラシでガシガシ描いていく使い方
- ペンツールを使いパス(ベクターデータ)として描いていく使い方
作風や作業によって両方使うこともありますが、自分はパスを使った使い方が特に多く。大抵のモノはパスで描くことが多いです。
そうなってくるとIllustrator使った方が良いのでは?と思う方もいるかと思いますが。自分はIllustratorよりはPhotoshopのパスの方が使いやすく慣れているのでIllustrator派よりはPhotoshop派だったりします。
むしろIllustratorはちょっと苦手です(笑)
Photoshop遍歴
- 5.0Photoshop 5.0最初に触ったのがたぶんこれ。
- 5.5Photoshop 5.5すぐに5.5に移る。レイヤーが100階層以上使えれば最強だと思い込んでた時期が私にもありました。2000年代前半はほぼこれを使用、最初の会社もこれでしたし。
- 3.0Photoshop 3.0最初にいた会社で特殊な処理をおこなうときにこのバージョンを使う。
- 7.0Photoshop 7.0レイヤーが100階層以上必要な作業も増えてきたのでこちらに移行。注意すべきは覆い焼きの使い方。修復ブラシはいろいろ便利。
- CS2Photoshop CS22000年代後半はこれを使っている会社が多かった。スマートオブジェは優秀。
- CS4Photoshop CS42010年前後からちょいちょい使う。安定していた記憶
- CS5Photoshop CS52010年前半はプロジェクトによりCS4とCS5を行き来していた。
- CS6Photoshop CS6CS6の登場によりこちらに移行。プロジェクトによっては意外と最近まで使用。
- CC2015Photoshop CC2015~CC 2015.5CC時代に突入。結構安定して使えていた。
- CC2018Photoshop CC2018なんか不具合多いような。安定しないけど一応自宅作業で使用していた。
- CC2019Photoshop CC2019現在自宅作業で使用中。CC2018とあまり変わらず安定しないような感じ?
抜けてるバージョンもちょくちょく触ってはいたりしましたが、基本上記のバージョンを仕事等で使用していました。こうみると意外と興味深い(笑)
当時所属していた会社での作業で バージョン5.5で多量な素材を同時に拡縮処理を行うと微妙な(1pix未満の)ズレが発生していて、これを回避する手段として3.0を使用していた。5.5で作った画像をまとめて3.0に送り拡縮調整。さらに7.0に送り最終調整なんて作業を行っていた時期がありました。
おわりに
ほんとPhotoshopは長く使ってますね。
今はペイントツールとしては“CLIP STUDIO PAINT”や“SAI”を使用している人も多い印象はありますが、なんだかんだでやっぱりPhotoshopを使う人も多いとは思います。自分もそうですし。
不満も多いPhotoshopですが、ScriptやExtensionにより自動処理や改良もできますのでこれからも使っていくのだろうなとは思います。
スポンサーリンク
人気記事
コメント